日本再上陸の「PANDA EXPRESS」にやっと行ってきた
「PANDA EXPRESS」とは
アメリカ発の中華レストラン。本国では大人気で、しばしばドラマや映画にも登場する巨大チェーンです。全米で1,800店舗を展開中。(そんなにあるんだ!)
その「パンエク」が、昨年11月25日に商業施設「ラゾーナ川崎」にオープンしました。日本では10年前に一度上陸・撤退していて、今回は再上陸のようです。
オープン後はかなり混んでいるようでしたが、そろそろ落ち着いた頃かと思い、行ってみることに。
来ました。フードコートの目立つ場所にあります。パンダのマークかわいい。
混んでた
週末の13時過ぎでしたが、30人くらい並んでいました。ラゾーナ川崎は人気商業施設なのでどの店も混んでいますが、パンエクは特に行列していました。オープン時は100人並んだようなので、開店2か月後ではこんなものかも。アメリカ人らしき人もたくさん並んでいました。
メニューを見ながら待ちます。
先に容器の大きさを指定してからメイン(おかず)とサイド(麺やお米)を選ぶ、デリのようなスタイル。メインとサイドが1つずつの「ボウル」、メイン2つ・サイド1つの「プレート」、メイン3つ・サイド1つの「ビッグプレート」などから選びます。
並び始めて少したってから、列が進まないことに気づきました。前を見ると、注文カウンターで年配の男性が「オーダー方法がよく分からない」とスタッフさんに怒っている様子。注文~会計が1人ずつなので、何かあると列が止まります。流れ出してからはスムーズでしたが、30分くらい待って、注文の番になりました。
サイズは「プレート」、おかずは看板メニューの「オレンジチキン」とアメリカで人気の「ブロッコリービーフ」を頼んでみました。サイドは1つと言いつつ、ハーフ&ハーフもできるので、チャオメン(焼きそば)とフライドライス(チャーハン)を半分ずつオーダー。注文から受取までとてもスピーディーです。
すごいの来ちゃった
ものすごいボリューム。画像だと伝わりづらいですが、割りばしのサイズを見てもらえるとわかるでしょうか。この時点でちょっとやってしまった感がありますが、気を取り直して、いただきます。
まず、看板メニューのオレンジチキン。おいしい!!
鶏唐揚げに甘ずっぱいオレンジソースが絡まっています。確かに、日本にはないジャンクな味。酢豚の鶏バージョンを甘くジューシーにした感じです。ちょっとくせになりそう。
ブロッコリービーフ。生姜がきいた醤油とオイスターソースで牛肉とブロッコリーを炒めたもの。こってりおいしい。お肉やわらかい。味はやっぱりジャンクですが、ブロッコリーがさっぱりしていて食べやすいです。
焼きそばとチャーハンは作り置きなこともあり、まあまあ普通でした。セロリがアクセント。
食べてるうちに、学生時代、カナダに1ヶ月行った時に訪れた中華料理店の記憶がブワーッと脳裏をかすめていって、ちょっと懐かしい気分になりました。あの時一緒に遊んだ韓国人やドイツ人の友達元気かな。
お値段は、790円。ドリンクのSサイズ(Sって言ってもマックのMサイズくらいある)が100円でついて、全部で890円でした。ジャンクなファストフードだとしても、ボリュームに対して安い。
おいしく食べ進めましたが、2/3くらいを食べたところですっかりおなかいっぱいに。小食じゃない女性でもけっこうきついボリュームだと思います。
ドギーバッグ
食べ残しの持ち帰りは普段はしませんが、さすがにかなり残ってしまったので、店員さんにおそるおそる「持ち帰りたいのですが…」と声を掛けたら、「ハーイ!」とニコヤカに容器のフタを渡してくれました。助かった。テイクアウトできる容器でイートインも提供しているので、そりゃそうかという感じですが、持ち帰りは楽ちんです。衛生面ではもちろん自己責任ですが、家で温め直したらおいしいおつまみになりました。
まとめ
- ジャンクで安ウマなアメリカン・チャイニーズ
私は好きでした。好みじゃない人もいそうな味なので、最初はお試し気分で。(オープン取材したロケットニュースが味を酷評していた)北米で中華を食べたことがある人には懐かしい味だと思います。 - オレンジチキンがベスト
甘辛チキン、また食べたいです。オレンジチキンだけを大量にテイクアウトしていく人も何組か見かけました。 - 週末はまだしばらく行列しそう
とはいえあくまでもファストフード、大行列に並んでまで行くかどうべきかというと微妙なので、週末は時間をずらして行くとよさそうです。
ラゾーナのフードコートでは「ガイトーン」が大好きなのでついそっちに行ってしまいそうですが、またオレンジチキンだけでも食べたいと思います。なかなか満足なパンエク初体験でした。