台湾の食ブログ とんたろうさんの「ぼっち放浪記」が面白い
今週末、台湾に旅行に行くので、台湾の食ブログを探して読んでいます。
旅行先として大人気の台湾、お店を紹介するブログも数多あるのですが、最近ハマったブログがこちら。
「とんたろう」さんのブログ。
台湾の食ブログ。とんたろうさん(@tontaroukuso )の「台湾出稼ぎ ぼっち放浪記」https://t.co/ME2FUrQPZrが良い。鵝肉と鶏肉に対するただならぬ愛情。ほとばしる肉汁。面白すぎて過去記事3年分読んだ。有名店にも正直な感想を言っている所も良い。
— kirikko (@kirikko) 2017年5月9日
ちょうど鵝肉(ガチョウ肉)を食べたいと思っていたので、オススメの2店のどちらかに行かなくちゃ。
ガチョウ肉は、前に寧夏夜市の屋台で食べて、お肉は美味しかったけど、骨が多いしなんか値段も高い…という体験をしたことがあるので、リベンジしたいです。
小籠包は、黄龍荘と盛園が気になる。
記事を読む前は、小籠包は、盛園の隣にある別な有名店に行こうかと思っていたのですが、やめておこうかな…。記事読んでよかった。
マンゴーはまだ季節じゃないですが、綠豆蒜啥咪のマンゴーかき氷が今年も一応始まっているようなので、行ってみたいと思います。
※記事は昨年のもの
それにしても、すばらしい食レポの数々。ただのキレイなレポートだけではなく、五大マンゴーかき氷ランキングの店を求めて台南に行ったのにことごとく外して泣きながら帰ってきたり、東部の街でうっかりバラムツを食べてお尻がフィーバーしたり、そんな所もすごく良いです。日本語が通じない店については注文の仕方も添えるなど、優しさもあって素敵。
また、私は胃が弱く、脂でコッテリした食べものがあまり得意ではないので、油もの好きなブロガーさんがオススメするお店に行くと、食べられない…つらい…ということがあるのですが、その点、とんたろうさんとは食の好みが合うような気がします。脂コッテリ苦手、果物好き、ダシがきいてる料理が好き、果物好き。間違いない。
今回の台湾は2泊3日の短い期間ですが、台北と台中を訪れる予定です。面白いブログを見つけて、ひとつお店めぐりの楽しみが増えました。
春の持ち寄りランチ会
新居に友人が遊びにきた
先月下旬、我が家で友人と持ち寄りランチ会をしました。
お客さんが来るとき、料理本をめくりながら何を作ろうかなと考える時間が好きです。
今回は相手が気がおけない友人3人だったので、気張らずに、私が好きなごはんを食べてもらおうという気軽な感じでした。参加者に臨月を迎える妊婦さんがいたので、生の魚介やお肉は避けました。
前菜1号、鶏むね肉といんげんの和風マリネ
まずは、大好きな枝元なほみさんのマリネ。これ、おいしいです。直前の仕上げも楽なので、人の家に持っていくのにもぴったり。塩こうじで下味をつけた鶏むね肉がぷりぷりで、いんげんの風味とよく合って、本当にリンク先の西原理恵子さんのイラストの状態になります。
いんげんは夏の野菜ですが、おいしそうな早出しのものが出ていたので。郊外に引越してから、元気な野菜が手に入るようになりました。やわらかくてみずみずしかったです。
前菜2号、アボカドの香味ポン酢和え
私の中でアボカドといえばこの食べ方。アボカドをポン酢とごま油とごま、砂糖、七味唐辛子、たっぷりの万能ネギであえたものです。アボカドの一番おいしい食べ方だと思う。瞬殺でした。
前菜は他に、友人が持ってきてくれたベーコンとスナップエンドウの炒め物もおいしかった。春ですね。
メインは角煮
ちょうどTwitterで、ともさとさんという方(@7th_kitchen)のめちゃくちゃおいしそうな角煮のレシピを見かけてしまって、作らざるを得ませんでした。春に角煮は似合わないかな?とか思う隙もなく、スーパーに豚バラかたまり肉を買いに走る自分がいました。
黒酢と八角使った中華風角煮。角煮は何度も作ってきたけどどうしても85点(自己採点)より上が出なかった、でも
— 第七厨房彷徨(ともさと) (@7th_kitchen) 2017年3月20日
〈圧力鍋を使わない〉
〈肉は切らない〉
この2つの方法を取り入れてついに95点がでました。今日は140字のリミットを無視して気づいたことをぜんぶ書きます。たぶん長くなります pic.twitter.com/ZZVHUE4Tpp
とても詳しい作り方が公開されていて尊いです。ともさとさんの手順にひたすら忠実に作りました。
一番楽しかったのが、ラードの除去!
下茹でして一晩置いて冷めきった後の鍋。ともさとさん曰くの「一面うっとり雪景色」。これにラップをかぶせて慎重にめくるとペロンと脂がはがれる…とありましたが、私のやり方が下手だったのか、ペロンといきませんでした笑 カタルシスならず。
でもラードをスプーンですくう作業も相当楽しかったです。雪かき。
取ったラードは、ともさとさんの教えの通り、ラップして冷凍しました。炒め物やチャーハンをラードで作ると旨みがすごい。
ラードの除去が終わると、そこには
澄んだ煮汁!
煮汁は余るので、これも教えの通り、ジップロックで冷凍しておいて後日玉ねぎを煮込んでみたところ、豚のうまみたっぷりの絶品スープになりました。副産物の恩恵がやばい。
調味料でひたすら煮て、一度冷ましたりして、できあがったの図。画像にはないですが、旬のアスパラを添えました。
とてもおいしかったです。が、煮込みの段階でやや火が強すぎたのか、ちょっと肉が締まってとろけ具合が足りない感じに。来客の前々日に仕込む→前日に完成させて→当日あたため返して食べる、だといい感じかもしれないです。(衛生管理に気をつけつつ)
シメはたこめし
にんにくが効いた、ガッツリ系たこめし。これもしょっちゅう家で作っている枝元なほみさんのレシピです。枝元なほみさんのおかん飯への絶対的信頼感。生だこではなくゆでダコで作るのに得も言われぬうまさなんですよね。みんな飲み物かのように食べていた。米万歳!
差し入れいただきました
果物もっていくねー、と言ってくれていた友人がいたので、時期的にいちごかな?と楽しみにしていたのですが、斜め上から来ました。
まさかの、とちおとめ、ゆめのか、あまおうの夢の饗宴、3種食べ比べ!こんなの初めて!こういうサプライズ的仕掛けは盛り上がりますね。3種類全然味が違って面白かったです。あまおうはやっぱりいちご界の女王だった。
桜味のケーキを持ってきてくれた友人もいて、春らしい会になりました。ああ楽しかった。角煮はまたリベンジしたい。前回の煮豚の時も思いましたが、煮込み豚マスターへの道はかなり遠そうです。
引越しあれこれ
自宅、引越しました
ひさしぶりの投稿です。
そのあいだ、何をしていたかというと
自宅の引越し。
前住んでいた世田谷区の家は、渋谷から電車で10分弱とアクセスは良かったのですが、部屋面積が39㎡しかなく、2人で住むには手狭でした。
また、我が家は
・妻(私)がフリーランスになり、在宅時間が増加
・車を所持
・夫の趣味がドライブで、休日は車で出かけることが大半
・世田谷区のダンジョン的極細ウネウネ道路を車で走るのはもうイヤ(夫談)
ということがあり、ちょっと郊外に越そうか、となるのは自然な流れでした。
引越し会社は、あれこれ検討した末、ヤマト運輸に。
大手の中ではお値段も安い割にサービスやスタッフもよく、おすすめできます。今回、運搬中に家電が1つ壊れてしまったのですが、スムーズに補償がありました。信頼感。余談ですが、数年前まで激安路線だったサカイがすっごく値上げしていて驚きました。
それにしても、まさかの確定申告と期末の繁忙期の中での引越し。「って言っても、都内から都内への移動だし、夫婦2人の荷物だし…」とナメていたら全然手が回らず、引越しから2週間たった今もまだ片付けが終わっていません。進捗ダメです。
でも、郊外での新生活、楽しいです。いまのところ、とても。
部屋が前の家よりもずっと広くなったので、家ですごす時間が俄然快適に。
今までは自由度が低かったインテリアも、少しずつ手をかけていこうと思います。
ひとまずLDKは片付いてきました
ダイニングテーブルやいくつかの家具が新しくなりました。
新しいテーブルでごはんを撮影すると、当然ながら前の家と光の加減が違って面白い。
アパートの裏手は竹藪と砂利道…みたいなカントリー感あふれる立地ですが、だいぶ慣れてきました。地物野菜がおいしい。道が広い。
まだしばらくバタバタしそうですが、行ったお店のことや作った料理のことなど、少しずつ更新したいと思います。
バレンタインギフトに「アトリエうかい」のクッキー
昨日はバレンタインでした。
チョコレートをめぐる悲喜こもごも、私は恋愛ごとの一線からは退いた人間ですが、甘いものは大好きなので、毎年わりと楽しく参加しています。
今年は夫に「アトリエうかい」のクッキーをあげました。
「アトリエうかい」は、たまプラーザにある洋菓子店。
鉄板料理の名店「うかい亭」の系列で、うかい亭のデザートで出しているものと同じ、とびきり上等なクッキーやケーキが買えるお店です。
このお店、少し前に仕事で関わらせてもらっていたことがあり、その時にお菓子のおいしさや世界観に惚れ込んだのでした。仕事では離れた今でも、ずっと好きなブランドです。
都心にお店がないので普段は手に入りづらいのですが、バレンタイン限定で大丸のチョコレートフェア「ショコラプロムナード」に出店していたので、買いに行ってきました。
まずは、一番人気のフールセック。
このクッキー、本当に素敵なんです。なにせ、
きれい
ため息がでるような美しさ。クッキーという名詞がふさわしくないような、アンティークで上品な雰囲気があります。もちろん見た目が良いだけではなくて、信じられないくらいおいしい。ほろっと儚い食感のメープルクッキーや、木いちごのジャムが入ったウィーン風クッキーなど、宝石みたいな焼菓子たち。質の良い紅茶やコーヒーと合わせたいです。
一時期は、このクッキーを買うためにお店に行列ができ、並んでも手に入らなかったくらいのですが、お店の人に聞いたら、最近は少し販売数が増えて、ちょっとだけ手に入りやすくなったとのこと。嬉しい。
大丸ではもうひとつ、限定販売の「バレンタイン缶」も買いました。
こちらは、チョコレートを使ったクッキーの詰め合わせ。チャイ味のチョコレートがけクッキーがすごくおいしかった。
缶かわいい。この缶ほしさに買う方も少なくないとか
洋菓子店のクッキーは、名店「オーボンヴュータン」をはじめとした、焼き込みがしっかりして苦味も深みもあるような伝統的どっしりを地で行くタイプと比べると、華やかで軽やかな感じでしょうか。どちらも違った良さがあります。(私はアトリエうかいのタイプが好みです)
2つの缶を「バレンタインプレゼントです」と夫に渡しましたが、結局、ほとんど私が食べました。バレンタインの意味とは一体。夫にはまたアップルパイでも焼きたいと思います。
◇アトリエうかい
神奈川県横浜市青葉区新石川2-4-10 モリテックスたまプラーザビル1階
営業時間/11:00 ~ 19:30 TEL 045-507-8686
*いまWebサイトを見たら、伊勢丹新宿店にもホワイトデーまで期間限定で出店しているようです。行かなくちゃ。
神保町、スマトラカレーの「共栄堂」と純喫茶「神田伯剌西爾」
神保町で旧友とランチ
私が新卒で働いた広告会社に、高校の同級生が最近入社したと聞き、すごい偶然、と、会うことになりました。
彼女の職場の近くの神保町に、お昼を食べに行きます。
神保町といえば、言わずと知れたカレー激戦区。私が働いていた時、部署の先輩が”俺の神保町カレー三羽烏”と呼んでいたのが、エチオピア、ボンディ、共栄堂の3つ。エチオピアとボンディにはしょっちゅう行ったのに、なぜか最後まで共栄堂には行くことがなかったので、これを機に行ってみることにしました。
スマトラカレーの「共栄堂」へ
妙にホラーな書体と黄緑色
古本屋を冷やかしてから、同級生と待ち合わせ。高校卒業以来会っていなかったので、12年ぶりの再会です。ひさしぶりー!と言いながら店内へ。
お昼時は並ぶこともあるようですが、今日はたまたま空いていて幸運でした。神保町のお店はレトロなフィルターがかかったようなお店が本当に多いですが、ここもそう。なにせ大正13年創業とのこと、小娘がレトロと呼ぶのも失礼な風情です。
ポークカレー(¥950)
黒い。画像で見るより実物かなり黒い
スマトラカレー、すごく美味しかった。インドネシアのカレーは初めて食べました。玉ねぎや野菜とお肉のまったりとしたおいしさ。スパイスの風味は効きつつ、全然辛くないです。
―当店の独特の黒濃色のソースは、小麦粉を一切使わず、26種類の香辛料と、形のなくなる まで煮込んだ野菜、肉のうまみが凝縮されたカレーです。香辛料は1時間かけてじっくり炒め、何時間も煮込んで作ったカレーは、 サラリとした食感ながらも、濃厚な味わいです
事前情報ゼロで行ったので、友人と「スマトラカレーってなんだろう」「なんだろう」「謎の黒いやつ」「ものすごいおいしい謎の黒カレー」と言いあいながら食べました。
私は辛さにそんなに強くないので、エチオピアは「うまい!けど辛い、つらい」となってしまうし、ボンディは好きですが欧風カレーのバターがちょっと重くて食べ切れないことが多いので、”三羽烏”のなかでは、共栄堂が一番好みです。お昼に食べたばかりなのに今また食べたいくらい。
食後にブラジルへ
ちょっとお茶でもと、友人が連れて行ってくれたお店。「有名な『さぼうる』はどうせ行列だから」とこちらへ。
神田ぶらじる。
「伯剌西爾」の看板がいい味です。のぼりたつ老舗の名店の香り。のれんが洋食屋みたい。
カプチーノ。この手の純喫茶なのに、禁煙席があってありがたかった。いかにもな古き良き喫茶店、家の近くにもこういう店がたくさんあったらいいのに。
友人とは、社内の面々の話や、高校の同級生のその後の話などをして、楽しい時間を過ごしました。人も環境も、色々と変わっていなくて面白かった。
特に思い出すのは、友人の今の仕事の話です。彼女は、生まれて初めて広告の企画の職種に挑戦していました。先輩に徹夜で企画書の相談に乗ってもらったり、全然うまくいかずに7つも年下の男の子に本気で慰められたリ(笑)しながら、持ち前の明るさとガッツで頑張っているようでした。なかなかこの年できることではないと思います。「RPGのジョブチェンジだよ~ゼロスタートだわ~」なんて言って笑う彼女が、ちょっと輝いて見えました。
別れ際に友人から「三省堂書店の雑貨エリアがおもしろいよ」と聞いたので、また機を見て行ってみたい。その時はまた別なカレー屋に行こうと思います。あの辺りで働いたことがある方にはそれぞれの”神保町カレー三羽烏”があると思うので、おすすめがあったら教えてください。
持ち寄り新年会をした話
ホームパーティーで新年会
週末、仲の良い友人との持ち寄り新年会に行ってきました。
持ち寄りのホームパーティー、大好きです。
ゆっくり過ごせるし、みんなの作ったおいしい料理が食べられるし。何日か前から、何を作っていこうかなーと考えながら料理本を眺める時間も好きです。
煮豚を仕込む
寒いので、こっくりしたものが食べたい。煮豚を作ることにしました。
レシピは、前から気になっていた、土井善晴先生のもの。
煮豚 レシピ 講師は土井 善晴さん|使える料理レシピ集 みんなのきょうの料理 NHKエデュケーショナル
レシピではお肉は肩ロース肉ですが、近所のスーパーで精肉コーナーのおじさんにおすすめを聞いたら「煮豚かあ、モモ肉はどう?旨みたっぷりで柔らかくておいしいモモだよ!脂も少ないからバラや肩ロースよりサッパリ食べられるよ」と素敵な感じで教えてくれたので、モモ肉にしました。
見るからにおいしそうなツヤツヤのモモ肉。近所に優良スーパーがあることに感謝
レシピは肉を小さく切ってから作るものでしたが、今回は見た目重視で、塊のまま作ります。強火で6辺を焼きつけてから煮込み鍋に移して、酒・砂糖と、香りづけのしょうがやにんにく、ねぎの青い部分と一緒に1時間、醤油を入れて1時間半煮込みます。先にいっぺんに醤油も入れてしまうと楽ですが、煮込みの序盤に塩分が入ると肉が締まって硬くなりやすいので、このプロセスを守ります。
ごく弱火の教えを守って静かに煮込む
煮込み時間は全部で2時間半。肉を取り出した後に煮汁を煮詰めたので全部で3時間くらいかかりましたが、放っておいてたまに様子を見るだけなので楽ちんです。煮汁を煮詰める時に味を見たら醤油の酸味が出ていたので、ハチミツを足したらちょうど良くなりました。
人数6人に対してお肉が550g。他のおかずもあるにしてもちょっと少ないので、半熟卵を作って一緒に煮汁に漬け込みました。これで2日間寝かせて、当日持っていきます。
変わったマリネも持っていく
もう1品は、枝元なほみさんの「カマボコのマリネ」にしました。
マリネは他の人も持ってくるかもしれないと思ったけど、カマボコはかぶらないだろうと。
枝元なほみさんと西原理恵子さんの「おかん飯」は大好きで、いろいろなレシピを作っています。
こんな食べ方があるとは!? 西原さんも驚いた「かまぼこのマリネ」【西原理恵子と枝元なほみのおかん飯】 - みんなのごはん
カマボコをピロピロに削ぐ感じで薄切りにして、同じく薄切りのセロリと黄パプリカ、お酢とオリーブオイル、少しのハチミツ、あればパセリやバジルのハーブと和えるだけ。
新年会当日の出かける直前にカマボコとセロリ、パプリカを切ってジップロックで持参して、調味料は会場のおうちで借りることにしました。
愉快な新年会
箸置きが酉だった、可愛い
今回はランチ新年会です。ランチ会は終電を気にすることもないし、誰かがベロベロになって泊めてもらうなんてことも起きないので、招く方も招かれる方も気楽でいいですね。
これはホストが出してくれた中華風カルパッチョ。湯引きした鯛に、ごま油と松の実、パクチーがかかっていて新鮮なおいしさ。安いお刺身でもこの食べ方だとおいしくなるらしい。素敵。
カマボコのマリネ完成図。おうちのキッチンを借りて、食べる直前に和えました。ピンクペッパーを振ったらかわいい見た目に。参加者からは、カマボコが違う食べ物みたいに美味しい、珍しいと好評でした。
他の前菜に、彩り焼き野菜、ローストビーフサラダなど。どれもおいしかった
メインその1、ホスト作のムール貝とセロリの煮込み。出てきた時にあまりに良い香りで騒いだので画像がぶれてる。これがべらぼうにおいしかった!参加者の中に体調イマイチの人がいたけど、これはおいしそうに食べていた。ムール貝とセロリとにんにくに白ワインを注いで煮込むだけ。えっそれだけ、という感じだけど、ムール貝の塩気と旨みでおいしくなるらしい。今度家でも作ってみよう。
メインその2、持参した煮豚。
常温でもおいしいけど、軽く湯せんしてあたためて切って出しました。
うんおいしい、よかった。土井先生様様です。私は胃が強くないので、脂が強い肉だとちょこっとでおなか一杯になってしまうのですが、モモ肉はくどくないのでいっぱい食べられます。半熟卵の出来も、味のしみ具合も良い感じ。コッテリ好みの男性には少しさっぱりすぎたかもしれないです。あとちょっと煮汁の煮詰め方が足りなかったかもしれない。次回への反省点。
締めは、ムール貝とセロリの煮込みの汁でリゾット。うう、うまい~~
食後のコーヒーとお茶菓子。先日作ったピーナッツマコロン(↓前記事参照)を持って行きました。好評で安心。お菓子って食事以上に個々人の好みがある気がして、食べてもらうまでどきどきします。ピーナッツ好きの男性がいてウケていた。
実に楽しい新年会でした。来週また別の集まりでランチ会があるので、何を作ろうか考えています。日が長くなってきたし、はしりの春野菜を使おうかな。
日本再上陸の「PANDA EXPRESS」にやっと行ってきた
「PANDA EXPRESS」とは
アメリカ発の中華レストラン。本国では大人気で、しばしばドラマや映画にも登場する巨大チェーンです。全米で1,800店舗を展開中。(そんなにあるんだ!)
その「パンエク」が、昨年11月25日に商業施設「ラゾーナ川崎」にオープンしました。日本では10年前に一度上陸・撤退していて、今回は再上陸のようです。
オープン後はかなり混んでいるようでしたが、そろそろ落ち着いた頃かと思い、行ってみることに。
来ました。フードコートの目立つ場所にあります。パンダのマークかわいい。
混んでた
週末の13時過ぎでしたが、30人くらい並んでいました。ラゾーナ川崎は人気商業施設なのでどの店も混んでいますが、パンエクは特に行列していました。オープン時は100人並んだようなので、開店2か月後ではこんなものかも。アメリカ人らしき人もたくさん並んでいました。
メニューを見ながら待ちます。
先に容器の大きさを指定してからメイン(おかず)とサイド(麺やお米)を選ぶ、デリのようなスタイル。メインとサイドが1つずつの「ボウル」、メイン2つ・サイド1つの「プレート」、メイン3つ・サイド1つの「ビッグプレート」などから選びます。
並び始めて少したってから、列が進まないことに気づきました。前を見ると、注文カウンターで年配の男性が「オーダー方法がよく分からない」とスタッフさんに怒っている様子。注文~会計が1人ずつなので、何かあると列が止まります。流れ出してからはスムーズでしたが、30分くらい待って、注文の番になりました。
サイズは「プレート」、おかずは看板メニューの「オレンジチキン」とアメリカで人気の「ブロッコリービーフ」を頼んでみました。サイドは1つと言いつつ、ハーフ&ハーフもできるので、チャオメン(焼きそば)とフライドライス(チャーハン)を半分ずつオーダー。注文から受取までとてもスピーディーです。
すごいの来ちゃった
ものすごいボリューム。画像だと伝わりづらいですが、割りばしのサイズを見てもらえるとわかるでしょうか。この時点でちょっとやってしまった感がありますが、気を取り直して、いただきます。
まず、看板メニューのオレンジチキン。おいしい!!
鶏唐揚げに甘ずっぱいオレンジソースが絡まっています。確かに、日本にはないジャンクな味。酢豚の鶏バージョンを甘くジューシーにした感じです。ちょっとくせになりそう。
ブロッコリービーフ。生姜がきいた醤油とオイスターソースで牛肉とブロッコリーを炒めたもの。こってりおいしい。お肉やわらかい。味はやっぱりジャンクですが、ブロッコリーがさっぱりしていて食べやすいです。
焼きそばとチャーハンは作り置きなこともあり、まあまあ普通でした。セロリがアクセント。
食べてるうちに、学生時代、カナダに1ヶ月行った時に訪れた中華料理店の記憶がブワーッと脳裏をかすめていって、ちょっと懐かしい気分になりました。あの時一緒に遊んだ韓国人やドイツ人の友達元気かな。
お値段は、790円。ドリンクのSサイズ(Sって言ってもマックのMサイズくらいある)が100円でついて、全部で890円でした。ジャンクなファストフードだとしても、ボリュームに対して安い。
おいしく食べ進めましたが、2/3くらいを食べたところですっかりおなかいっぱいに。小食じゃない女性でもけっこうきついボリュームだと思います。
ドギーバッグ
食べ残しの持ち帰りは普段はしませんが、さすがにかなり残ってしまったので、店員さんにおそるおそる「持ち帰りたいのですが…」と声を掛けたら、「ハーイ!」とニコヤカに容器のフタを渡してくれました。助かった。テイクアウトできる容器でイートインも提供しているので、そりゃそうかという感じですが、持ち帰りは楽ちんです。衛生面ではもちろん自己責任ですが、家で温め直したらおいしいおつまみになりました。
まとめ
- ジャンクで安ウマなアメリカン・チャイニーズ
私は好きでした。好みじゃない人もいそうな味なので、最初はお試し気分で。(オープン取材したロケットニュースが味を酷評していた)北米で中華を食べたことがある人には懐かしい味だと思います。 - オレンジチキンがベスト
甘辛チキン、また食べたいです。オレンジチキンだけを大量にテイクアウトしていく人も何組か見かけました。 - 週末はまだしばらく行列しそう
とはいえあくまでもファストフード、大行列に並んでまで行くかどうべきかというと微妙なので、週末は時間をずらして行くとよさそうです。
ラゾーナのフードコートでは「ガイトーン」が大好きなのでついそっちに行ってしまいそうですが、またオレンジチキンだけでも食べたいと思います。なかなか満足なパンエク初体験でした。